2024年1月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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なぜRX6950XT Nitro+ PUREではダメなのか?

VRNSNSを数カ月使ってみた感想になります。今は取り外してRX6600ちゃるんがーに変えています。
基本的にVRSNS以外で使用する場合は、RADEONソフトウエア上の負荷テスト(10分間)も含めて
最大で75度程度にしかならず、ファンも全開で回ることもなく静かでよいグラボだと思います。
ただしコイル鳴きてめーはダメだ。
なのでいろんなレビューみててもよいグラボという評価になります。

VRSNSの特異なところは超高負荷状態が2時間以上続く、VRSNSをやってる間は大体超高負荷状態になる
ところです。普通のゲームなどならさすがに1時間もやればグラボを休ませるポイントがあります。
筋トレだったら負荷が逃げないマシンが素晴らしいことになりますが、ゲーム的には負荷を逃がすポイント
は欲しいところです。長時間高負荷状態で回るのはよくはありません。

で、今回のRX6950XTでなにがあったかというと

・超高負荷状態でGPU温度が常に90度を超えてくる(30分もプレイすれば90度)

どうやらこのNitro+ Pureに関しては温度が90度程度は許容をする設計っぽいので冷却ファンは本気をだしません。
100度に近づくとやっと本気を出すって感じです。正直RX6950XTチップのスロットリングが起こるのが110度あたり
のため余裕があるといえばあります、ただ精神衛生上90度はいただけないんですよね。

・GPU温度を70度に抑えようとすると爆音

3連ファンで2000RPM以上でぶん回る(最大は3000RPM)ファンはやっぱり静かではないです。いい音がします。
精神衛生上爆音もよくないです。

・常時300W以上の電力量でお財布びっくり

これはハイエンドグラボの宿命なのでしかたないです。精神衛生上よくありません。なので電力制限を試したり
いろいろ試してみましたが私の腕が悪いので良いセッティングが見いだせませんでした。

やると幸せになるセッティング

・電圧を絞る→250W程度に絞ってしまえば扱いやすいグラボです。

・最高クロックを絞る→300W行くことがなくなるのでエコです。

・ファンコントロールを手動にする→うるさいのは調整できます。

ここまでやってやっと納得できる感じにうごきますが、夏はちょっと厳しい気がします。
今回ハイエンドグラボを利用してわかったことは、よいことだけじゃなく当たり前のように捨てる部分
(割り切らなきゃいけない部分)があるということです。とりあえずハイエンド積んどけって考えは簡単ですけど
最終的にQOLが上がらない場合もかなりあるということを痛感しました。

これからもちょくちょくRX6950XT Nitro+ Pureを使っていろんなセッティングを試していこうと思います。
ハイエンドのパワーが必要な場面もあるのでこれからもお世話になるグラボなのでいろいろ勉強していこうと思います。

ということで、数カ月間利用レポを終わりにします。